わたくし、政略結婚いたします!?
「……まさか私がちょっと目を離した隙に進展してらっしゃるなんて……!」
わなわなと震えているメグ。
一体何がどうなっているのか、私にはさっぱりわからない。
「ちょっと、メグ?」
「はっ、すいません!つい、興奮してしまって……。とりあえずアリア様、ベッドに戻りましょう」
「え?ちょっと、何なのよ」
メグに促されてベッドに腰を下ろす。
「で、一体旦那様となにがあったんですか!?」
「ちょっと待って、なんでレナルドと何かあったって思うのよ?」
「だって。……だ、だって、それ」
再び勢いよく顔を赤くさせ口ごもるメグ。
何なのよ。
「はっきり言ってよ」