わたくし、政略結婚いたします!?
「……っ」
私は、思わず唇をかんだ。
どうして。
どうして、私はあともう少し早く死んでおかなかったんだろう。
そうしたら、なんの迷いもなく母の元へいけたのに。
……なのに。
神様。
これは私に生きろと言っているのですか。
……分かっている。
お母さんも、お父さんも、私にこんな形で死ぬことを望んでなんかいないってことくらい。
『幸せになるのよ』
最期の母の言葉を忘れる程、私の頭は腐ってない。