わたくし、政略結婚いたします!?
「レナ」
「ふざけんなよ」
な……っ!?
強く私を抱きしめて、絞り出したような掠れた声で言ったレナルドに、私は訳も分からず黙り込む。
ふざけんなって、何よ……!
「……朝は、俺のこと嫌いだって言ったよな……」
「それは……」
「……好きって言ったり嫌いって言ったり…。どっちなんだよ……」
「レナルド、私」
「お前、俺といたらつらいんじゃないのか」
私の言葉なんて聞いてくれないまま、レナルドは言葉を紡ぐ。
「俺は、お前を傷付けることしかできない」
「そんなこと」