わたくし、政略結婚いたします!?
「違うわ。……だってあなたはこんなに苦しんでる。
こんなに優しくてまっすぐなあなたが、父を陥れるような人と同じだなんて私は絶対に思わない」
「……だが」
「レナルド。
……私は、あなたが好きよ。
もし罪を背負っていると思うのなら、償えばいい。
……私を、幸せにすると誓って。
それがあなたの償いよ。
あなたが私を好きじゃなくてもいい。
隣に、傍にいられるだけで、いいから。
それだけで、私はきっと幸せだから。
父がいなくなって失うことになった幸せを、あなたに、埋めてほしいの」
「……アリア」
耐えられずに涙声になった言葉を、レナルドは黙って聞いてくれた。