わたくし、政略結婚いたします!?
「……あなたが好きなの……」
どうして今まで言えなかったんだろう。
一度言葉にしてしまえば、素直になるのはこんなに簡単だったのに。
「アリア」
「好きなの」
「アリア」
ギュッと、再び強く抱きしめられて、息が詰まる。
力強い腕が、体温が、私の涙腺を刺激してポロポロと頬を涙が伝う。
「レナルド」
「……幸せに、する」
私を抱きしめたまま、レナルドは掠れた声でそう言った。
「……ずっと、傍にいて?」
「ああ……」