わたくし、政略結婚いたします!?
……でも、それ以上に、レナルドにもっと近づきたくて。
もっと、触れてほしくて。
怖い、よりも、愛しい、の方が大きいから。
だから、私はその気持ちが伝わるように、涙を必死に堪えて、微笑んだ。
すると、ゆっくり私の頬を撫でていたレナルドの手が止まって。
「……好きだ」
私をまっすぐに見たまま、そう言った。
「…………」
……え?
瞬間、ぶわっと涙があふれて。
心が、震えた気がした。
「……ほんと……?」
「ずっと、好きだった」
幸せすぎて信じられなくて、私は言葉を失ったままレナルドを見つめた。