わたくし、政略結婚いたします!?
夢なんじゃないかって、疑うくらい許してよ。
「……馬鹿か、お前……」
はあー、と頭を抱えて私から身体を離したレナルド。
……何よ。
私、そんなに変なこと言った?
「……信じられないのは俺の方だ。
言っただろ、ずっと、好きだったって」
「言った、けど……」
レナルドは、私の髪を指ですくい、弄びながら視線を伏せている。
「ずっとって、本当にずっとだぞ?」
「……はい?」
レナルドの言葉の意味が分からず、私は首を傾げるしかない。