わたくし、政略結婚いたします!?



「……メグ?」



すたすたと歩くメグにおそるおそる話しかける。


だけどメグは考え事をしているのか私の声は聞こえていないようで、厳しい顔のまま、まっすぐに前を見ていた。


「メグっ!」


「……えっ!?あ、すいません!!」



何度目かの呼びかけに、メグはようやく私を見てくれた。


そして何度も呼ばれたことに気付いたようで、申し訳なさそうにもう一度「すいません」と言った。



「……メグとウィルって、もしかして結構古い仲なの?」



ウィルの言葉を思い出してなんとなくそう思い、訊ねてみる。


すると、メグは困ったように笑った。



「……あの方は、寄宿学校時代の、先輩です」


「えっ」



まさかの回答に、目を瞠る。


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