わたくし、政略結婚いたします!?
「この間頼んだドレスが丁度先程届いたんですよ。とっても素敵に仕上がっていましたよ。アリア様にお似合いになると思います!」
メグは楽しそうにドレスの入った箱を開けた。
ふわっとしたたっぷりのフリルが箱から溢れる。
「わ……」
繊細な造りの、本当に綺麗なドレスだった。
思わず伸ばした手に触れた生地はなめらかで、主張しすぎない光沢。
胸元も、そして広がったスカートの裾にもあしらわれた、ふんわりと空気を含んだようなフリルが可愛らしかった。
私はずっと貧しい生活で食べる量も少なかったため、貧相な体つきをしている。
……胸なんか、全然ないし。
きっと、そんな私の体型を考えて作ってくれたんだろうなと思った。
薄い桃色のドレス。