恋の扉をこじあけろ
がばり、と飛び起きた。
ベッドの横にあるカーテンの隙間から、明るい陽射しが差し込んできている。
あれ…?
わたしは部屋の中をぐるりと見回した。
冬実も川崎さんも、的井先生もいない。
というか、ここはわたしの部屋だ。
ガシガシと頭を掻いた。
あれ。
あれ?
なんでわたしはここにいるんだろう。
カーテンを開けると、とっくに日は高く昇っていた。
おかしいな。
わたし、確か先生の部屋で―――