俺がお前の生きる理由。(仮題)
「その金は俺が全額返金した。」
その言葉にさらに驚いた表情を見せる。
『な、何でそんな・・・』
「ずっとあそこにいたいのか?
ずっとそこで暴力を受け続けてもいいのか?」
『それは、、、
でも、私の母親がいけないんです。
だから、当然の報いなんです。』
話すのが苦手なのか、ところどころつっかえながら今にも消えそうな声でそう言うと、俯いてしまう。
「どんな理由があるにせよ、お前が暴力を受けるなんて間違ってるに決まってるだろ?
お前は何も悪くないんだ。」
『でもっ』
泣きそうな顔で再び顔を上げると、言葉を詰まらせる。