チョコレート*ラブ
「最初から、坂野からのチョコしか興味なかったよ」
未だ頭の中を整理出来ない私。
こ、これって……りょ、両思いってこと、ですか?
「大丈夫?坂野っ」
「へ、あ、うん」
「なら、良かった。……でさ、坂野は?」
「え?」
「坂野はどう思ってるの?その、俺のこと」
菅原君のこと…?
そりゃあ、もちろん──…
「す、好きです!」
私が気持ちを伝えると、菅原君は優しく微笑んだ。
「良かった。じゃあ、改めて……俺と付き合って下さい。あ!付き合ってって場所とかじゃ─「ふふっ」
「あ、坂野……笑うなよっ」
菅原君は、プクッ頬を膨らました。
「ごめんね?あ、えっとー…よろしくお願いしますっ!これから」