ひとつ、ベッドの中

惑う心

階段を駆け下りる。



いくら幼なじみで。


そこに特別な理由があるからって。


彼氏が他の女の子を抱いて眠るなんてありえない話なの。


そんな単純なことに気づきもしないで。


余裕ぶってるなんて嫉妬して。


負けた……そんな風に思って。




そんな自分が許せない。



やっぱりあたしは凌ちゃんのお荷物だ―…


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