ひとつ、ベッドの中
車はまだ路駐されたまま。


やっぱり彼女が持ち主の様だ。


髪が長くて緩やかなパーマをかけていた。


顔はよくわからないけれど、遠目で見る限り綺麗系の女性。


凌ちゃんくらいの人なら、あんな女性と付き合っても不思議はないけど。


どこか派手で、凌ちゃんには不釣り合い……。



香澄さんと別れてヤケになって、出会い系に手を出したとか。


変な妄想があたしを襲う。




不安でたまらなかった。


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