ひとつ、ベッドの中
でも意地になってしまった香澄さんの気持ち。


なんとなくわかる。


これが、本当の彼女のプライドなんだ。



「姉貴?」

「うん」


100%あたしのせいで別れたと分かっている以上、知らんぷりなんて到底出来ない。


ずっと胸につかえていた。


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