ひとつ、ベッドの中
「今はもう吹っ切れたみたい」
「そう……安心した」
少しだけ、心が軽くなる。
「詩織が責任感じることなんて、一つもないから。…ただ、それを聞いて平気でいられるやつなんていないと思うんだ。相手を好きであればあるほど。…理屈じゃ、ないんだ」
「……うん」
「本当は、俺も頭ん中、真っ白になった……」
本音を口にする宏太君も、どこか吹っ切れたようにあたしを見た。
あたしは静かにうなずく。
「そう……安心した」
少しだけ、心が軽くなる。
「詩織が責任感じることなんて、一つもないから。…ただ、それを聞いて平気でいられるやつなんていないと思うんだ。相手を好きであればあるほど。…理屈じゃ、ないんだ」
「……うん」
「本当は、俺も頭ん中、真っ白になった……」
本音を口にする宏太君も、どこか吹っ切れたようにあたしを見た。
あたしは静かにうなずく。