ひとつ、ベッドの中
ゆっくりと呼ばれたあたしの名前に、心を落ち着けるように目を閉じた。
あたしの……せい。
うん、そう。
香澄さんと別れたことがショックだったとしても、原因の根源はあたしだから。
「ごめんなさい……」
責められて、当然……
「違う。
河村……マジで詩織が好きなんだと思う」
あたしの……せい。
うん、そう。
香澄さんと別れたことがショックだったとしても、原因の根源はあたしだから。
「ごめんなさい……」
責められて、当然……
「違う。
河村……マジで詩織が好きなんだと思う」