ひとつ、ベッドの中
「それはないからっ!」


あたしは思いっきり否定した。


年上の女性と同棲状態で。

そんなことがあるわけ。


もし本当にそうだったら、今まで凌ちゃんがあたしを受け入れてくれなかった理由が見つからない。


「あんときの言葉、嘘じゃないはずだ」

「……」

「嘘を吐いてるヤツの目だったか?」

「だけど…っ……何を支えに信じていいのか分からない……」

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