ひとつ、ベッドの中

『しーちゃんおいで』



凌ちゃんの優しさは、小さいころからずっと変わらなかった。


凌ちゃんがどんな人かなんて、あたしが一番知ってる。



何に悩み、何を迷い、何を思っているのか。



“凌ちゃんを救えるのは、あたしだけ”





それが、あたしを動かす


今、唯一の力。

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