ひとつ、ベッドの中
『詩織には関係ない』
時折見せる、陰の部分。
煙草を吸って、沈める苛立ち。
凌ちゃんは、誰にも頼らず、ずっと一人で心の傷と戦ってきたのかもしれない。
凌ちゃん……
凌ちゃん……
話してほしかった。
“一緒なんだよ”って。
時折見せる、陰の部分。
煙草を吸って、沈める苛立ち。
凌ちゃんは、誰にも頼らず、ずっと一人で心の傷と戦ってきたのかもしれない。
凌ちゃん……
凌ちゃん……
話してほしかった。
“一緒なんだよ”って。