ひとつ、ベッドの中
優しい凌ちゃんだから、また迷惑かけちゃうだけなのに。


駄目だ。

止まりそうにない。



凌ちゃんの為に。

そう思って来たのに、これじゃあ意味ないじゃん……。





「なんでもないっ……」


なんとか次の涙をグッとこらえて、大きく呼吸を整えた。


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