ひとつ、ベッドの中
「構わないよ」

「よくないっ―…」


あたしだって、知ってるのに。


思い出す辛さ。

同情される辛さ。


そんな簡単なことだったのに。



辛さを共有したかったなんていう、独りよがりの為に、あたしは……。





そんなあたしの頭を。


凌ちゃんはいつもみたいにふわふわと撫でた。


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