ひとつ、ベッドの中
「そんな風に思わないでちょうだい。詩織が幸せならそれでいいわ」


その言葉に何度救われてきたんだろう。


涙があふれてきた。


膝の上で握りしめた手に、横から伸びた凌ちゃんの手がそっと重なった。


きっと、誰よりも今のあたしの想いを分かってくれている。


何も言わないけど、一番あたしの気持ちに寄り添ってくれる……。


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