ひとつ、ベッドの中
そんなのどっちだっていいか。


一つのベッドで寝て間違いも起きない。

朝まで熟睡できる凌ちゃん。


あたしを女として見てない証拠。



どんなに背伸びをしたって。

あたしには手の届かない人。



「朝メシ出来てる。顔洗ったら、おいで」


凌ちゃんは真っ赤になってるあたしを笑いながら見て、部屋を出て行った。

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