黎明の舞踏会 第1章



お婆さんは目を穏やかに細めてそう言った。



「もちろん」

「ったりめーじゃん!」




始めからそのつもりで来たんだしね!




「お婆さん、その子って今家にいますか?逢って話がし…」




ほんの、一瞬の出来事だった。



「エリーゼさん、玄関にいるの?」



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