i miss you…。:*



トントンッ 『...まりあ?』



お風呂の扉を叩く音と共に


想司の心配そうな声が聞こえる


シャワーを流しっぱにしていて


浴槽からお湯が溢れでていた



気が付かなかった...



急いでシャワーを止めて



想司に"大丈夫だよ"と声をかける


扉から気配が消えると、短いため息をついた



シャワーを浴びて冷静になれば


自分がいかに愚かで、弱いかが分かった


想司にどれだけ迷惑と心配をかければ


私は気がすむの



自殺なんてしようって


考えたことも無かった...



なのに...



悔しさと、全身を包む怖さで胸が傷んだ


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