長い夜の甘い罠【完】

暫くして明らか高級感溢れるマンションの一室へと入ると、その生活感の無さに驚いた。

室内はとても綺麗で、けれど凄く殺風景で、寝に返って来るだけの部屋って感じ。


「何か飲むか?」

「…珈琲を頂ける?」

「ああ、分かった」


男はリビングに入ると珈琲の用意を進める。

私は白いソファーに腰を沈めると、今まで座った事のない柔らかさに驚いた。

凄く座り心地が良い。


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