長い夜の甘い罠【完】


「…ほら」

「戴きます」


煎れて貰った珈琲に砂糖二本とミルクを入れて、甘めにしそれを一口飲む。

とても美味しい。


「美味しい」

「そうか、良かった」

「ねぇ警察って本当なの?」

「何だ職業に興味あるのか?」

「そう言う訳じゃないわ」


人殺しの貴方が警察だなんて信じられないから聞いただけ。

本当に警察なのか、それとも嘘を付いているのか…。

本当なら驚きだわ。


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