長い夜の甘い罠【完】


「よく来たな坂口。流石女の事になると、頭に血が昇ったかぁ?」

「お前は何がしたい?決着か?」

「当たり前だろー?俺はお前が大嫌いだからな。お前の惨めな姿が見たくてな」

「お前には力不足だ。俺をどうこうする力はお前には無い」

「相変わらず余裕ぶっこいてやがるが、それはどうかな」


私を拉致した男は不適な笑みを浮かべると、銃を取り出し、男へと向けた。


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