長い夜の甘い罠【完】


男は私の着ている服を捲り上げ脱がせると、首筋や鎖骨へ啄む様なキスを繰り返す中、強く吸い痕を沢山残して行く。


「…もう、やめ…っ…」


どれだけ制止させ様としても全く耳を傾けてくれず。

いつもの優しい抱き方ではなく、乱暴ではないが思考を与えて貰えぬ程の激しい行為で何度も絶頂を体感させられ、いつの間にか気を失ってしまった。


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