隣のぼーいふれんどサマ。


取りあえず雅には帰ってもらって、聖奈とリビングで話す。


あたしの本当の気持ちや、今まであったこと。


エリカさんのことも話せるだけ話した。


「エリカさんかぁ・・・。あたしは知らないかな。彼女なの?」


「わかんない。でも俊哉は」


「俊くんはカズちゃんの他に彼女つくったりしない。」


あたしが言いたかったことを、そのまま聖奈が言ってくれた。


「・・・うん。少なくともあたしはそう思ってるの。」


「あたしもだよ。俊くんはそんな人じゃないもん。」


・・・やっぱり聖奈に相談したのは間違いじゃなかった。


あたしよりも3歳も年下だから、今は中2だけどすごく大人だし。


何より俊哉のことをすごく分かってる。


「・・・エリカ・・・どこかで聞いたことある気がするな・・・。」


ぼそっと聖奈が紅茶を飲みながら、言った。


「嘘!思い出せる!?」


あたしは身を乗り出して、聖奈に問いかける。


聖奈は考えて考えて、唸ったあとに「間違ってなかったらね」と念を押したので、あたしが頷くと、言葉を続けた。


「多分、俊くんのパパさんの方の親戚じゃなかったかな?向こうで会った気がするの・・・。」


・・・親戚?
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