君との365日

休み時間になると皆が私を取り囲んで質問責めしにきた。
「なんで転校してきたの?」とか「好きな食べ物は?!」とか「彼氏いねぇの?」とか。

最初は答えてたけど後々面倒になってきた。
と、こへ綾芽が助け船を出してくれたから質問タイムは終了。

綾芽に一つ貸しができた。

そこからは普通に授業をした。
教科書がない私は海音に教科書を見せてもらった。
海音は授業なんかする気がないのか、机に突っ伏して睡眠中。

授業なんか聞いてないのに学年一位って…凄いよね。

あっという間にお昼の時間。

早く感じるのは気のせいにしておく。


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