カゼヒキサン。
ちらり、と海斗をみる。

結構ととのった顔立ち、だけど特別イケメンってわけではない。

…でも、カッコイイの言葉がよく似合う。

「部屋どっち?」

「あっち。」

階段を指さす。


トン、トン、トン…


「あっ!」

急に、思い出す。

「どった?」


「部屋………汚い。」

そう。昨日、探し物をしたせいで、いろんなものがぐちゃぐちゃしてるのだ。

「ちょっと片付ける!おろして!」

「こらッ、ダメだぞー。」

あばれたあたしを、ギュッて強く抱き…寄せる!?




って海斗ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?

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