カゼヒキサン。
パタン ドアが閉じる。


啓介さん、写メよりずっとかっこよかった…


黒髪の短髪。キリっとした目。

警官の服を着るために産まれてきたというくらい似合ってる。

背も高くて、少女漫画に出てきたら結構な人気っぷりだろってくらい。


「はぁ…。」

ペタンといすに座り込むメグちゃん。

そして手で顔を覆い隠した。

「………啓介……………。」

「よっぽど好きなんだね。メグちゃん。」

「うん、ずっと前から好き…。初めて会った時の「よろしく」でもう心打たれてる。…啓介と出会ってから1,2人の男の人と付き合ったりしたけど、啓介と仕事してる時がデートよりも何よりも楽しかった…。…って!な、なんでミーちゃんにこんな話しちゃってるんだろっ、ゴメンねミーちゃん!」

あわあわと顔を真っ赤にして慌てる。

「メグちゃん。」

「な、な、何?」

「恋をするっていうのは素敵な事なんだよ。胸張って恋しなきゃ。ほら、人に言うくらい恥ずかしがらないで頑張ろうよッ。」

「…人のセリフとってんじゃないわよ、おばか。」

こつん、とメグちゃんに叩かれる。

「へへヘっ…。」

お互い、恋する一女子…ガンバろ。



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