カゼヒキサン。
「そろそろボーイフレンドに電話しなさいよ。はぐれたんでしょ?きっとまだ…あ。」

ザァァァァァ…

暗い夜空から、雨…。

「海斗…。」

「…きっとまだ探してるよ、はやく電話してあげないと。」

「うんっ…。」

充電してもらった携帯を開き、海斗に電話する。

プルルル、ガチャ

「あっ、あの、海t」

『瑞希!?い、今おまえどこに居るんだよ!雨降ってるだろ!?大丈夫か?濡れてないか?』

「い、いやあのs」

『お前まさか、また風邪きて倒れてるんじゃ…』

「ねぇ、話をk」

『おま、そこ動くなよ、今どこに居るんだっ!俺すぐ行くから!!』

「話を聞けーーーーー!!!!!!」


思わずどなる。

『み、瑞希…』

「海斗、あたしね、苦しくなって倒れたトコを警官さんに助けてもらって交番にいるの。ゲーセンの前の道まっすぐ行ったトコ。あたしはそこで無事に待ってるから、とりあえず海斗来て?」

『お、おう。』



電話をきる。


「ミーちゃん怖ーい。」

「…知ってるよー!」

なんでこーなっちゃうんだよー!!
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