幼なじみじゃイヤなんだ。~誓いのキス~
「…聞こえる?俺の心臓の音?尋常じゃなく早いだろ?」


「…あ…」






早いリズムを刻む心音に気付いたのか、桜が小さく言葉を漏らす。






「…桜とこんな風にして、俺がドキドキしないわけないだろ?」


「…うん…」






桜が安心した様にそう呟き、心音をもっと聞こうとしてるのか、さっきより深く胸に頬をすり寄せてくる。


その姿が愛おしくて、もっとギュッと抱き寄せた。






「なぁ、桜は“ファーストキス”のこと覚えてないの?」


「覚えてない訳ないよ。私の“ファーストキス”は流瑠と、水族館でだよ?」


「…違うだろ?」


「えっ?」



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