幼なじみじゃイヤなんだ。~誓いのキス~
桜はベッドからその側に置いてあるテーブルにあっという間に移動してケーキの箱の蓋を開けている。

そして、その中を覗くと、






「うわぁ!素敵!おいしそっ!」






満面の笑みで感嘆の声を上げた。


俺も重い腰を上げて、しぶしぶテーブルの前へと移動する。


そんな俺達の様子を、ケーキを取り分けてながら見ていた姉貴は、それぞれの前にケーキを配り終えると、急に笑い出した。






「なに?どうしたの、藍ちゃん?」


「…なんなんだよ、気持ち悪ぃなぁ…」






姉貴はひとしきり笑った後に俺の背中をバンっ!と叩いて言った。






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