幼馴染はアイドル!!
すると、肩をとんとんと叩かれた。
そこにはチャラい感じの男子高校生が二人。
すると、ふっと脳裏に前の出来事がよみがえる。
路地裏に連れ込まれ、車に乗せられそうになったあの記憶。
思わず身構えると、二人が笑いだした。
「お前の見た目が怖いからじゃんー。」
「お前だっておんなじだろー。」
混乱していると、一人が説明してくれた。
「さっきからさ、キョロキョロしてたの見てたんだ。その量の景品をとったの君じゃないよね?」
「え、は、はい。」
「誰か探してるのかなって思って。手伝うよ。」
「あ、ありがとうございます。」
探しながら少しだけ話をした。
二人は近くにある私立高校の学生らしく、誰かかわいい子をナンパしようと考えていたものの、そんな勇気はなく、結局いつもと同じようにゲームセンターに遊びに来ていたらしい。
「それで、君は?」
「ちょっと買い物に。」
「まさか、彼氏、とか?」
「い、いえ!と、友達、です。」
「よかったー。彼氏とか言ったら、俺ら殺されるとこだったよ。」
「ふふ。面白いこと言いますね。」
「いやいや、君みたいにかわいいこの彼氏とかだったら、めっちゃ独占欲とか強そうじゃん。」
「そういう、ものなんですか?」
「え、違うの?」