幼馴染はアイドル!!
その時はじめて気づいた健君。

「お前、誰だ?」

少しいらっとしたような口調で聞く健君。

慌てて私は説明する。

「あの、一緒に私と健君をさがしてくれてたんだよね!?」

「おぅ。」

「そうだよ。」

「・・・そうか。」

そういうと、飲み物買ってくる。と言って、健君は行ってしまった。

「はぁ。怖かったー。」

「あ、ごめんね、なんか。」

「いや、いいって。」

苦笑いで手を振る二人。

また健君が戻ってきて喧嘩なんか売ったら、面倒なことになりそうなので、もうお別れしようと思い、

「じゃあ、ばいばい。」

体を横にし、その場をあとにしようとすると、

「あ、えっと、うし。」

「ん?」

「あの、さ、これもなんかの縁だと思って、メアド、交換とか、どうかな・・・?」

不安そうに聞く一人。

「えっと、お願い!」

手を合わせる一人。

まぁ、探すのも手伝ってくれたし、悪いひとじゃなさそうだし。

「うん。ちょっと待ってね。」

私はケータイを取りだし、準備をする。

まず一人。

交換をし終えると、もう一人が、

「俺はこいつからもらうからいいよ。」

そういってくれた。

「あ、そうだ。名前は?」

「えっと、千里。鈴川。」

「千里、ちゃんね。俺は浩一。」

「俺は和津。二人とも私立統合高校てとこ通ってる。」

「浩一君と和津君。二人ともありがとう!」

私は二人に手を振ると、ぬいぐるみを持って、自動販売機の方へ向かった。
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