幼馴染はアイドル!!
そんなことを思っていると、足の小指を机の角にぶつけた。

「いっ!?」

あまりの痛さにうずくまる。

「・・・なにやってんの。」

「う、うっさい!」

すると、こちらを見ていた彼は視線をふっと横にはずす。

「・・・冷やしたら。」

すると、ドアがガチャっと開いた。

「出来たよ。おにぎりだけど。」

そう言ってこちらを見た健君は、

「実。千里になんかしたの?」

「逆に俺がされたんだけど。」

「えっ。」

「べ、勉強教えただけだよ!」

なにかすごい勘違いをされていたっぽかったので訂正をする。

「なんだ。よかった。肉食系かと思ったじゃん。」

訂正してよかったと思う。

すると、ふっと健君の手がこちらに伸びる。

「え、ちょっ」

びっくりして目を瞑ると目元を指で拭われた。

「え、っと。」

「何でもないよ。」

「う、うん。」

「まぁ、食べよっか。味は梅干し、ふりかけ、塩、明太子、鮭があるよ。」

そう言い、持っていたお盆をテーブルに置いた。

量が多い。

しかもそこに私が持ってきたコロッケと漬物、焼きおにぎりまである。
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