雨が降る日は誰か死ぬ
突然悲鳴が上がったから、部屋にいた寮生は、窓をあけて外を見た。


三人の子が、用水路に落ちてもがいている。


水深1mにもみたない用水路は、立てば溺れることなどありえないのだけど、

窓から見下ろした少女たちは、全員がその情景を見て絶句した。

溺れている三人に纏わりつく青紫色の少女たち。


あまりにも恐ろしい景色に、声も出せずに固まっていた。

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