雨が降る日は誰か死ぬ
「あっ、そうだ」


亜衣はふと思いついた。



「え?」


茜が不思議そうな顔をする。



「ニッセンって行かないのかなぁ?」


いつも陰で西山先生略して、ニッセンと呼んでいる担任の西山が、奈津の家に行くのではないのかと思ったのだ。


もし行くのなら、西山の車に便乗させてもらえば、電車代がいらない。


それに茜と二人だけで行って、奈津の家族にわざわざ対応してもらうのは忍びないけど、

西山と行けばクラスの代表として、引率してきた感じになる。
< 39 / 612 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop