セブンソード~七聖剣物語~
((くくくっ...
そんなに死にたいのかい?
お前は生かして連れて行こうかと思ったが...
いいだろう...
まとめて殺してやるよ...!!))
僕がルリの方に走っている途中に声がする..
フェンリルの声だ..
いいさ...
どうせ一度は捨てた命だ...
ここで死のうが..
それはいい...
でも....
僕の目の前で他の命が尽きる様な事は...
ダメだ....
「絶対にダメだ!!!!」
最後の部分だけ声がでた..
ズル...
僕は足を滑らした..
.....
...
このタイミングでですか?
僕はころぶような姿勢になった..
ガキン!!
何かがぶつかる鈍い音がする..
上を見るとフェンリルが何かを噛むような顔をしている....!!
明らかに攻撃が空振りした....
完璧あのまま走っていたら
噛み砕かれていたな...
ぞく...
「うわ――――――っ」
身体をひねりながら
僕は叫び
ルリが渡した木の棒を
おもいっきりフェンリルの顔に叩きつけた..!!!
バキ...!!
ボキ....
はかない音がした..
殴った音と共に木の棒が折れた..
当然だ..
ただの木の棒だもの...
そりゃ簡単に折れるわな..
僕は仰向けの形で尻餅をついた..
すぐにフェンリルの方を見ると
奴は僕の目の前にいた...
前足を振り上げてる!!
鋭い爪を剥き出しにして..!!
ヤバい..!!
殺られる!!
僕は咄嗟に後ろを向く形で身体を庇った...
ザシュ....!!!!