セブンソード~七聖剣物語~
なっなんだよ...
一体..
一瞬...
見えたのはゴーレムの方から紅く光ったものが
こちらに向かってきたのが見えた...
簡単に言えば
レーザー...
いや...
ビームと言う方が合っているな...
テレビでよくあったロボットアニメのビームライフルと言えばいいか....
僕は砂煙の中
周りを確認する...
ルリが僕に抱きついている..
気を失っているのか?
そう言えば...
何か周りが淡い翠色をしている...
ほんのり暖かい...
上を見てみると
ルリが持っていた聖剣が
淡い翠色の光を出しながら浮かんでいる...
ビキッ..!!
聖剣にひびが入った..!!
「う~ん....
痛っ~..」
ルリが気がついた...
ヨロヨロと起き上がり
立ち上がると
彼女は頭を右手で押さえながら
浮かんでいる聖剣を左手で取った...
すると淡い翠色の光が静まった...
「ありがと..ウンディーネ..」
慈愛の顔で手にする聖剣を優しくなでた...
なんだ...
こんな顔もするのか...
見とれていると...
彼女がこちらに来て...
ムンズッ...!!
「いたたたた!!!
痛い!!
痛いって!!
何すんだよ!!!
いたたたた!!!」
激しく右頬をつねられる..!!
すごい険しい表情で僕に言う..
「アンタ...
私
下がれって言ったわよね..?
しかも二度も...
アンタの耳は飾りか!!
飾りなのか!!」
顔が恐い...
さっきの顔が嘘のようだ..
顔をつねられた状態で砂煙が晴れていく...
!!!
「なっ..!!
なんだよ..
これ..!!」
僕は周りの風景に驚いた..!!
僕達の周りだけ普通で
そこら辺は赤く
えぐれている...!!
何か高熱で溶かしたかの様に...!!
はっ!!
獣...
フェンリルは
どうしたんだ..!!
僕は辺りをくまなく捜す....