世界が終わる時の景色



20分程経った頃戻ってきたメイドは、
空になった皿とカップを持っていた。


「召し上がってくださいました」


と、微笑んで。


「…良かった。ごめんねわざわざ、ありがとう」

「いえ…、志乃お嬢様がお食事をしてくださらないと、

私も心配ですから。またこういう事があれば、使ってください」

「ありがとう。お礼になるかわかんないけど、

夜食としてでも食べて。お疲れさま」


残しておいたサンドイッチの乗った皿を渡して、厨房を出た。



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