冷たい王子は私の彼氏 Ⅱ



(調子…狂うな。)



俺は、そっと右肩を動かして預けられている頭をどけた。



「…アキヒロ?」





首を傾ける、彼女の目からは思考がまったく読み取れない。





「…言っただろ。何でも言う事聞くよ。それが…俺のできる唯一の償いだ。」



「…償い?」



「あぁ。…るりを傷つけた…償い。」





「…だったら、お願い。聞いてくれる?」






< 146 / 196 >

この作品をシェア

pagetop