一生一緒
エレベーターに乗り
3階につき
教室へ向かった。
隼人は相変わらず
悲しそうな顔している。
今にも泣きそうだ。





教室にはいると
レッスンはすでに
始まっていた。
みんな隼人とあたしに
気づき踊るのをやめた。
「しおりっ?!
どうしたんだよ!!」
「やられたんだよ。
アイツ等に。」
あたしの代わりに
隼人が答えた。
隼人の手が
小さく震えている。


空也の声に気づいたのか
男の子たちも
あたしを見て
騒ぎ出した。
みんなの声が
傷に響いて痛い。

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