BirthControl―女達の戦い―
「私、またあそこに行って動かしてくる
久枝さんは助け出せたわけだし、他の人はもうきっと無理だろうし……
冷たいかもしれないけど、私は可能性のある久枝さんを優先させたい」
そう言い切ると丸山と要が、驚いたように目を見開いた。
さっきあんな状態で要に助けられながらここまで来たのだから無理もない。
「なに言ってんだ!
そんなことできるわけないだろう?
さっきだって危なかったんだぞ?
お前はいいから丸山先生と久枝さんを助け出せ
上には私が行ってくる
だから風呂場で待機していてくれ」
そう言い捨てると、要はもう走り出していた。
「要さん!私が行くから待って!」
そう言って追いかけようとしたけれど、腕を掴まれてそれ以上先には進めなかった。
仕方なく振り返ると、丸山が静かに首を横に振っている。
要に任せておけということなんだろう。
遥香は諦めて、丸山の方に向き直った。
「要さんなら大丈夫
それよりはるちゃんは、久枝さんを一緒に運んでくれないと」
そう言われて遥香はようやく納得して、二人がかりでカプセルの中から冷たくなった久枝を運び出した。
久枝さんは助け出せたわけだし、他の人はもうきっと無理だろうし……
冷たいかもしれないけど、私は可能性のある久枝さんを優先させたい」
そう言い切ると丸山と要が、驚いたように目を見開いた。
さっきあんな状態で要に助けられながらここまで来たのだから無理もない。
「なに言ってんだ!
そんなことできるわけないだろう?
さっきだって危なかったんだぞ?
お前はいいから丸山先生と久枝さんを助け出せ
上には私が行ってくる
だから風呂場で待機していてくれ」
そう言い捨てると、要はもう走り出していた。
「要さん!私が行くから待って!」
そう言って追いかけようとしたけれど、腕を掴まれてそれ以上先には進めなかった。
仕方なく振り返ると、丸山が静かに首を横に振っている。
要に任せておけということなんだろう。
遥香は諦めて、丸山の方に向き直った。
「要さんなら大丈夫
それよりはるちゃんは、久枝さんを一緒に運んでくれないと」
そう言われて遥香はようやく納得して、二人がかりでカプセルの中から冷たくなった久枝を運び出した。