I LOVE……
しばらくしてみんなが泣き止んだので、家に入ることにした。


それにしても……家族が宝か………凛姉達の両親らしいな……












リビングに入り、大きいソファーにみんなは座った。
しかしみんなは俯いたままでいた。

こんな時俺は何て言ったらいいんだよ…

気の効く言葉の一つも出ない自分に腹が立つ…

そんな重苦しい空気を手でパンパンと叩く音がした。

「もー!みんな暗いぞー!
それじゃぁ私はご飯の続きするから、みんなは先自分の部屋を整理して来なさい。
みんなの荷物はもうそれぞれの部屋に置いてあるから。」

「はい…ありがとうございます。」

凛姉はそう言って立ち上がり歩き出した。

それにつられ麻弥と麻奈と咲ちゃんも立ち上がり、凛姉についていく。


「拓ちゃんはこっちに座りなさい。」

母さんはキッチンに向かいながらテーブルの一つの椅子を引いて言った。

俺は何も喋らず座った。
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