理想の恋愛関係
優斗君と友達になって3日後。


早速、夕食の誘いのメールをしてみた。


本当は次の日にでも連絡したかったけど、あまりしつこいところを見せちゃいけないと思って我慢した。


少し緊張しながら返信を待っていると、一時間後に了解の返事が来た。


その今までにない早い対応と、良い返事に浮かれてしまいそうになる。


優斗君と知り合って、今が一番幸せだと思う。


優斗君は食事の後、お母さんの病院に行くそうだから、あまり時間は無いけどそれでも嬉しい。


張り切って花籠を作り、待ち合わせのレストランに向かった。




優斗君は時間通りにやって来た。


今まで少し遅れるのが普通だったから驚いた。


「お待たせしました」


優斗君は自然に微笑みながら言う。


優しい笑顔に胸が高鳴った。


「私も来たばかりだから」


本当に今日は10分しか待っていない。


穏やかな雰囲気の中、注文して料理を待った。



「優斗君これ、お母さんに渡してね」


手提げに入った花を渡すと優斗君は嬉しそうな顔をした。


「ありがとう母も喜ぶよ。緑さんの花には感心を示すんだ」

「喜んでくれて私も嬉しい」


優しい優斗君の言葉に舞い上がりそうになる。


「お母さん、まだ退院出来そうにないの?」

「しばらくは無理だと思う。家に帰っても昼間は誰も居ないからね」
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